@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00006746, author = {大島, 光代 and 都築, 繁幸 and 新美, 奈緒子}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Feb}, note = {text, 音韻意識を高めるゲームとして「ことはちゃんのことばのがくしゅうげーむ」を試みた。これは,「生活の中で知っていることば」を視覚情報として提示し,段階を追って正しい日本語表記へと導くためのゲームソフトとして作製したものである。これを用いて音韻の発達を検討した。聴覚障害児の音韻意識の発達は,加齢に伴って上昇する傾向はあるものの,健聴児の発達段階には及ばない。健聴児群においてはどの音節数においても年中児・年長児群の正答率が70 %を超えており,健聴児においては年中児の段階で音韻意識が獲得されている。音節数の正答率を比較すると健聴児も聴覚障害児も音節数が増えるとことばを組み立てにくくなる傾向が示された。聴覚障害児群において聴力レベルでは,すべての音節数において91dB以上の群の方が正答率がよく,聴力が厳しい子どもの方が担任の目に留まりやすく,十分な指導を受けていることを推測させる。教育開始年齢では,すべての音節数において教育開始年齢が18ヶ月以下の群のほうが正答率が高かった。これは,早期教育の効果であると考えられた。コミュニケーション・モードでは,すべての音節数において手話群の正答率が一番低く,手話及びキュード・スピーチ群の正答率が一番高かった。しかし,モードの違いよりも4音節になると3群ともに正答率が急に下がることから記憶スパンに関連した問題が示唆された。}, pages = {57--63}, title = {聴覚障害幼児の音韻意識の指導プログラムの試作とその発達評価に関する研究}, volume = {3}, year = {2007} }