@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00007157, author = {時, 衛国}, journal = {愛知教育大学研究報告. 人文・社会科学編}, month = {Mar}, note = {text, 中国語の「着」と日本語の<テイル>は、状態や範囲を表わす修飾語と共起して、動的状態と静的状態をいずれも表現することができるという点では大体共通しているが、量性や頻度を表わす修飾語などと共起することができないという点では異なっている。「着」は動作動詞を修飾する時には、状態や範囲の修飾語とは共起することができるが、時間や量性の修飾語とは共起することができない。二重性を持つ動詞を修飾する時には、状態や範囲の修飾語と共起し、その動的状態と静的状態のいずれも表現することができるが、瞬間動詞とは共起できないため、修飾の範囲や対象などは制限されていると考えられる。<テイル>は状態や時間、量性などの修飾語と共起して、動作動詞や二面性を持つ動詞を修飾することができる。また頻度や量性、範囲を表わす修飾語と共起して瞬間動詞を修飾することもできる。さらには、その修飾語によって瞬間動詞による動的状態をも修飾することができる。その修飾範囲は極めて広く、強い修飾の機能を有していると言える。}, pages = {57--64}, title = {“Ⅴ+着”と<Ⅴ+テイル>の対照研究(十二)}, volume = {68}, year = {2019} }