@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00007257, author = {肥田, 知里 and 石田, 靖彦}, journal = {愛知教育大学教育臨床総合センター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本研究の目的は,第一に,教師からの受容と級友からの受容がクラスでの居心地感に与える影響についての発達的変化を検討すること,第二に級友からの受容と教師からの受容に関連する性格特性について発達的な変化を検討することであった。小学校4,5,6年生,中学校1,2,3年生の計1281名を対象に質問紙調査を行ったところ,小学校では男女とも教師受容と級友受容が居心地感に影響を及ぼし,中学校では男女とも級友受容が居心地感に影響していることが示された。教師からの受容,級友からの受容に関連する性格特性については,小学校,中学校のいずれも,協調性が影響していることが示された。一方,中学校では教師受容に知的好奇心は影響していないが,小学校では女子において知的好奇心が教師受容に影響するという結果が得られ,学校種の特徴の違いも示された。さらに,知的好奇心は級友受容だけでなく,小学校男女,中学男子において級友受容にも影響を与えていることが新たに示された。級友受容には,良識性が影響していることが示され,何事にも前向きに取り組んだり,責任をもったりする態度は級友からの受容につながりやすいことが明らかになった。他方,良識性は教師受容には影響しておらず,教師は良識性のある子どもたちを積極的に評価していない,あるいは評価はしているものの子どもたちに伝わっていない可能性が示唆された。}, pages = {[18]--[25]}, title = {級友からの受容と教師からの受容に関連する性格特性 ―小学生と中学生の比較―}, volume = {8}, year = {2019} }