@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00007519, author = {渡邉, 寛吾 and 戸田, 康代}, journal = {研究紀要}, month = {Mar}, note = {text, 国語科における次期学習指導要領の変更点で、特筆するべき点は科目の変更にあると考える。中でも1年次「国語総合」のー領域であった古典分野が、「言語文化」として一つの科目として立てられるという、初期段階でのこの変更は非常に大きな意味を持つであろう。加えて、その学習指導要領の「2 内容」「知識及び技術」の(2)のイ、ウの冒頭が共に「古典の世界に親しむために」とあることに注目したい。その上での、「作品や文章の歴史的・文化的背景などを理解する」(イ)ため、また「古典を読むために必要な文語のきまり、古典特有の表現などについて理解する」(ウ)ための授業の在り方について考えて行く。従来、『伊勢物語』で実施されてきた授業の多くは、教科書に載る幾つかの章段の学習と基本的な知識項目の確認というものであっただろう。そこで今回の授業研究では、『伊勢物語』を対象として、教科書掲載分以外の章段も含む多読と、その解説や古典文学についての評論などの併読も行うことで、生徒の学習態度や理解がどのように、どの程度「親しむ」ものとして変移するのかについて検証し、これからの古典教育について考えたい。}, pages = {9--17}, title = {古文に「親しむ」ための授業開発 -多読と併読による意識変化の検証-}, volume = {46}, year = {2019} }