@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00007697, author = {渡辺, ユリナ and 鈴木, 裕子}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 幼児と音楽をめぐる近年の研究動向を俯瞰すると「日常で音楽と出会っている子どもの姿」に着目する際の重要な観点である、環境、遊び、生活といったキーワードを含む研究が、幼児教育における音楽表現領域の中の新たな価値として注目されるようになってきている。しかし、幼児教育の現場において、「生活の中の音楽と子どもの関わり」の捉え方や指導法に対して保育者の困惑が見られたり、それらを音楽とみなすことに疑問を呈する意見があったりする。その大きな原因が「日常で音楽と出会っている子どもの姿」の実態がつかみにくいことである。そこで本研究では、幼児の生活の中において、幼児が音楽と出会っていると捉えられる場面を対象として、その場面でどのような音楽と出会っているのかを考察することを目的とした。研究の結果、日常生活における経験の中で幼児が音楽と出会う姿を大別すると、幼児が経験の中で音楽を「発見する」、その音楽を全身で「感受する」、感じたものを自分らしい方法で「表す」、の3つの姿に分けられた。さらに幼児は日常生活におけるあらゆる場面の中で、13種類の音楽と出会っていることが読みとれた。本研究を通して、日々の子どもたちの生活における何気ない一瞬一瞬の中に、大人が認識する以上の「音楽と子どもの出会い」の存在が示唆された。}, pages = {41--48}, title = {幼児の生活の中に見られる音楽との出会い}, volume = {5}, year = {2020} }