@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00007699, author = {片山, 悠樹}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本稿の目的は、保育者養成における「子ども理解」の特徴を検討することである。具体的には、教科書に登場する「子ども理解」に焦点をあて、教員養成の「子ども理解」を参照しつつ、保育者養成の「子ども理解」の特徴を素描する。本稿のめざすところは、「子ども理解」が保育者養成でいかに位置づけられているのかを検討することであり、保育者養成の「子ども理解」の妥当性を問うことはではない。本稿の関心の発端は、職業教育における「専門性」構築を探ることにある。分析の結果は、次のように要約できる。子ども=理解困難とする保育者養成では「子ども理解」-「省察」-「自己理解」という関連が確認された。一方、子ども=理解可能と想定する教員養成では、こうした関連は確認されず、「子ども理解」から「省察」が生まれにくい構図となっていた。このように異なる「子ども理解」により、2つの養成領域における知識の伝達/能力形成に、どのような差異が生じるかは今後の課題である。}, pages = {59--68}, title = {教科書のなかの「子ども理解」-「保育原理」・「保育者論」と「教育原理」・「教職論」の比較を通して-}, volume = {5}, year = {2020} }