@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00007702, author = {永田, 眞子}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 2020年から完全実施される新学習指導要領では、新しい時代を生きる子供たちに必要な力が三つの柱として整理されている(文部科学省, 2019)。すべての教科で、「何のために学ぶのか」ということを意識しながら学習していくことが重要であると言われている。また、国立教育政策研究所(2013)が提唱している「21世紀型能力」では、21世紀を生き抜くために日本人に求められている能力が挙げられており、その中でも実践力の1つとしてあげられている「人間形成力」は「他者と効果的なコミュニケーションをとる力」と説明されている。それは、国語科や外国語科で主に育成していくとされている「コミュニケーション能力」と置き換えることができるのではないかと考えた。そこで、コミュニケーション能力を育成するために、L2WTCという考え方を援用した教育活動を行うこととした。L2WTCは6つの層と12の要素で構成されているが、本研究では児童の実態を踏まえ第3層の「その場のコミュニケーションに対する自信」に着目して実践を行うことにした。さらに、児童の声や学級の実態から、実践学級の児童が「その場のコミュニケーションに対する自信」をもつためには、「習得」が深く関係しているのではないかと考え、「語彙習得プログラム」を組み込んだ実践を行うことにした。2019年6月に「語彙習得プログラム」を含む単元を計画し、実践したところ、本実践デザインによる授業は児童の外国語の習得を促進することと、児童の外国語に対する「自信」を高める可能性があることが分かった。本稿では、「語彙習得プログラム」に関する具体的な実践とその結果について述べることとする。}, pages = {83--89}, title = {児童のL2WTCを高める小学校外国語科の授業実践―L2WTCの第3層に着目して―}, volume = {5}, year = {2020} }