@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00007707, author = {新山王, 政和 and 安藤, 朗広}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 今回の一連の研究では、偶然性にのみ依拠した「音楽づくり(創作)」ではなく、自らが表したいイメージを定め、そのイメージに向かって試行錯誤しながら音楽づくりを創意工夫する活動を、南山大学附属小学校(河田愛子教諭)、春日井市立勝川小学校(小瀬木崇教諭)、附属岡崎小学校(安藤朗広教諭)で模索してきた。これらを通じて、子供達は「音楽の構造(音楽を形づくっている要素、音楽の仕組み)」を“知覚する”ことはできても、その知覚した要素と曲想や曲の雰囲気とを関わらせて“感受する”ことが極めて難しいことを確認している。そこで本報告では、次の2点を再度確認することを目的として検証を進めた。(1)鑑賞分野の実践に立ち戻り、改めて子供達の知覚と感受の関係性を明らかにするとともに、知覚した音楽の構造と曲想や曲の雰囲気とを、子供達はどのように関わらせているのか、その様相を明らかにする。(2)子供達が感じ取ることを困難とする音楽の構造と曲想や曲の雰囲気との関わりについて、文部科学省『小 学校学習指導要領(平成29年告示)』ではどのように位置づけられているのか、「同解説音楽編』の中から音楽の構造と曲想や曲の雰囲気に関する例示を抽出して整理することで、子供達から導き出したい知覚と感受の関係性について考えてみたい。}, pages = {127--135}, title = {小学校音楽科における「思考を伴った試行錯誤」による「音楽づくり」(4)-文部科学省学習指導要領に示された音楽の構造と曲想や雰囲気に関する発言例に注目して-}, volume = {5}, year = {2020} }