@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00007764, author = {岩田, 恵実 and 青柳, まゆみ}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Mar}, note = {text, 本稿では,分数のわり算を盲児が学習する上での課題を分析し,その結果を基に補助教材及び指導案を作成して,その有効性を検討した。教科書分析の結果,盲児が学習する上での配慮として「1あたりの量を求める」ということを直感的に意識できるような教材や文章問題が必要であることが明らかになった。今回作成した教材及び指導案を用いて晴眼の大学生に模擬授業を実施したところ,分数のわり算に対して「1あたりの量を求める」ことを意識できていなかった12名のうち,10名はこの模擬授業を通して意識できるようになった。また,視覚障害教育の専門家に教材及び指導案の評価を求めたところ,盲児でも操作可能な教材の仕様である,教材の操作を通して1あたりの量を求めることを意識できる,比例や他の単元にも応用できる,等の意見が得られた。以上のことから,本稿で作成した教材及び指導案は,盲児が分数のわり算を理解することに有効である可能性が示唆された。}, pages = {29--37}, title = {盲児に対する「分数のわり算」の指導に関する基礎的研究―1あたりの量を求めるわり算のイメージに着目して―}, volume = {16}, year = {2020} }