@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00007799, author = {永井, 里奈 and 石田, 靖彦}, journal = {愛知教育大学教育臨床総合センター紀要}, month = {Jul}, note = {text, 本研究の目的は、親和欲求と拒否不安が仲間集団指向性とグループの所属有無・特徴に及ぼす影響を検討することであった。仮説として、1. 親和欲求と拒否不安が高い生徒は、固定的な集団指向と独占的な親密関係指向が高い、2. 親和欲求と拒否不安が高い生徒が所属するグループは、構成人数が少なく、仲間集団の凝集性・閉鎖性が高い、3. 仮説1と仮説2は男子より女子の方がより顕著に認められることを設定した。A県内の公立中学校の生徒546名(男子266名、女子254名、無回答26名)を対象に、親和動機、仲間集団指向性、グループの所属有無・構成、仲間集団の特徴について質問紙調査を行った。親和欲求の高低と拒否不安の高低の2要因の分散分析を行った結果、男女ともに拒否不安が高い生徒は、固定的な集団指向と独占的な親密関係指向が高いこと、親和欲求が高い生徒は仲間集団の凝集性が高いことが明らかとなった。このことから、生徒たちが排他性や閉鎖性の低い、開かれた仲間集団を形成するためには、拒否不安を低減し、親和欲求を高めることが重要であると示唆された。}, pages = {10--19}, title = {『親和欲求と拒否不安が仲間集団指向性とグループの所属・グループの特徴に及ぼす影響』}, volume = {10}, year = {2020} }