@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00007911, author = {稲葉, みどり}, journal = {愛知教育大学研究報告. 人文・社会科学編}, month = {Mar}, note = {text, 本研究では、日本語教師養成のための授業で実施した模擬授業について、受講学生(実習生)がどのようなことを学んだかを考察した。この授業は、日本語教授法に関する理論と実践の基礎を養成することを目標としたもので、様々な外国教授法についてグループで調べ、発表し、それを模擬授業の形で実演することを課題とした。ここでは、実習生が他の模擬授業の観察から学んだことに焦点を当て、自由記述による省察レポートの内容を分析し、その教育的効果を探った。分析は、KH Coder 3を使用したテキストマイニングの手法を用いて行った。頻出語の抽出、頻度別、品詞別の出現回数の分析、頻出語の共起ネットワークの検出、KWICコンコーダンスによる前後の文や語句のつながりの調査等を通じて「学び」の内容を考察した。さらに、階層的クラスター分析により出現パターンの似通った語の組み合わせから、実習生が学んだことを探った。その結果、実習生は、外国語教授法の特色、教授法の応用方法、授業を構成する際の留意点、学習者への配慮、指導の進め方、教師の資質等に関して、初歩的、かつ、基本的な内容ではあるが、様々な知見を得たことが分かった。特に、学習者役になって授業を観察することで、教師としてだけでなく、学習者の立場から授業の構成を考えることの重要性への気づきを促したことが示唆された。}, pages = {19--27}, title = {日本語教師養成のための授業研究 -模擬授業の省察レポートの分析-}, volume = {69}, year = {2020} }