@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00008104, author = {佐藤, 洋一 and 松山, 宜申}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 資質・能力型教育に転換した新学習指導要領では、「『社会に開かれた教育課程』の実現」「持続可能な社会の創り手」(「総則」)の理念を受け、「各教科等を学ぶ意義の明確化」が改めて重視され、各教科等の「学びの深まりの鍵となるのが『見方・考え方』」と明記された。総論としての「見方・考え方」は理解できても、授業では小説や評論、随筆、詩歌等の個々の教材における「見方・考え方」を明確に「働かせる」授業と評価方法の開発が不可欠となる。そのためには、教材における本質的な「見方・考え方」「深い学び」の明確化、それをいかした資質・能力育成につながる授業構想と評価開発が求められる。しかし、管見では各教科を学ぶ意義・価値(本質的な問い)と学習指導要領が示す「見方・考え方」「深い学び」の関係が漠然としていたり、教科・教材の本質を構成する「テクスト内容(内容価値)」と「テクスト形式(方略やスキル、戦略)」の解明が不明確な実践や提言が多い。学びの深まりや主体性、資質・能力育成を重視した授業構想のためには、例えば改めて「なぜ、この小説を学ぶのか」「この小説のメッセージと方法・戦略は現代を生きる私たちに何を伝えてくれているのか」という「見方・考え方」「深い学び」の視点から教材の価値と学習の方法、学びの深さ・質をとらえなおすことが必要となる。 本稿は新学習指導要領における資質・能力育成における実践課題に着目し、「見方・考え方」から教科の本質に迫る学び、「見方・考え方」を通した「深い学び」等について実践的に提案したものである。}, pages = {97--104}, title = {多様なテクスト形式に対応する国語科教育の在り方―「アイスプラネット」(中学2年)のテクスト形式とその評価―}, volume = {6}, year = {2021} }