@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00008111, author = {新美, 諒 and 加納, 誠司}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本研究は、中央教育審議会答申に示される「感性を豊かに働かせる」ことが、どのような過程を経て行われるものであるのかを考察し、感性を豊かに働かせるとは何かという問いを追究した。そして、見出された感性を豊かに働かせることの捉えを基に、感性を豊かに働かせることが生活科においてどのような意義をもつのかを、生活科の特性に注目しながら探った。その結果、まず、感性を豊かに働かせることが、外部の変化を受けとめた後に引き起こされ、未来を創造することへつながっていくものであると考えられた。そして、ベイリによる共感についての記述を基にして感性を豊かに働かせることを考察し、感性を豊かに働かせることが対象に広く深く共感しようとすることであると捉えられた。この姿は、この世の全ての存在に共感しようとし、かつ、一つの対象が出す細かな小さな刺激まで感じようとしている姿であると考えられる。また、本研究は小学校低学年に設置される生活科の特性として、直接体験の充実と表現活動の重視が目指されてきたことに注目した。感性を豊かに働かせることは、外部の変化を受け止める直接体験と、未来を創造するために重要な表現活動の間で重要な役割を果たすことが考えられ、ここに生活科において感性を豊かに働かせる意義が示唆された。}, pages = {153--160}, title = {生活科において感性を豊かに働かせる意義}, volume = {6}, year = {2021} }