@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00008118, author = {大塚, とよみ and 岩田, 吉生}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Mar}, note = {text, 現在の日本の多くの聴覚特別支援学校(以下、「聾学校」とする)において、教員は音声言語に手話を併用しながら聴覚障害児の指導を行っている。聾学校の教員は、聴覚障害児に対する教科指導や自立活動の指導において、聞こえに配慮しつつ、音声言語と手話を効果的に活用することが求められる。このような実態を踏まえ、筆者は、愛知教育大学の特別支援学校教員養成課程の授業を見直し、学部生が聴覚障害児教育の専門性を高めていくためのカリキュラムの改善を進めている。本論文では、特に聴覚障害児教育のカリキュラムにおける手話に関する授業の取組について論じる。大学での授業実践で重視すべき点としては、手話指導が手話技術そのものの習得を目指すのではなく、聾学校での教科指導や生活指導、自立活動の指導において効果的に手話を活用するための手立てや考え方を学ぶこと(=教育現場に繋がる実践的な学びを習得すること)とした。今年度、授業改善を進めながら、学生が授業で手話を活用することの技術的な課題だけでなく、模擬授業で手話を活用しながら教科指導を行うことの課題について考える機会を作ることができた。聾学校に在籍する聴覚障害児の多様なニーズを踏まえ、手話を含む様々なコミュニケーション手段について柔軟に対応できる教員を育成していくための課題を見出すことが本研究の目的である。}, pages = {31--36}, title = {教員養成大学の特別支援学校教員養成課程の聴覚障害児教育のカリキュラムにおける手話指導の取組―愛知教育大学特別支援学校教員養成課程での指導の試み―}, volume = {17}, year = {2021} }