@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00008229, author = {稲葉, みどり}, journal = {愛知教育大学研究報告. 人文・社会科学編}, month = {Mar}, note = {text, 本研究では,日本語教育の専門科目の授業で実施した日本語オンライン教材の制作を通じて,学生がどのようなことを学んだかを考察した。授業では,日本語初級後半レベルのオンライン教材をグループで作成して実演し,参観者からのフィードバックを基に改訂して仕上げることを課題とした。学習活動はアクティブ・ラーニングの理念を背景として学生が主体的,能動的,協働的に活動する形態で進めた。本実践では,活動後に学生が書いた省察レポートの内容をKH Coder3(樋口,2020)によるテキストマイニングの手法により分析し,以下の結果を得た。「教材制作」においては,オンライン教材の特色,長所,短所等について学生が自分たちで発見することができた。「教材参観」においては,他の作品の独創的なアイデアや工夫等を見ることで,教材作成に必要な様々なスキルを得ることができた。「教材改訂」においては,場面づくりや文脈を示すことの重要性に気づくことができた等である。この授業を通じて学生が学んだことは,日本語教育の初歩的なことばかりであるが,オンライン授業においても対面授業においても通じる大切なことである。オンライン教育実習の体系的な方法等の開発が今後の課題である。}, pages = {1--9}, title = {オンライン日本語教育実習の試み}, volume = {71}, year = {2022} }