@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00008430, author = {都築, 繁幸}, journal = {障害者教育・福祉学研究}, month = {Mar}, note = {text, 1999年に米国で放映されたドキュメンタリー番組「Sound and Fury(日本版題名;「音のない世界で」と続編の「Sound and Fury-six years later(「音のない世界で-6年後-」(2006)に登場する聴覚障害者と健聴者のセリフをテキストマイニングによる分析を試み、登場人物の共起ネットワークを検討した。そのサブグラフを伊藤(2008)のモデルに適用し、登場人物のアイデンティティに移行が認められるかどうかを検討した結果、人工内耳の手術を受けた聴覚障害者は、ろう者であるというアイデンティティを持って、聾者社会と健聴者社会を行き来する様相が示された。人工内耳の手術を受けることにより、登場した4つの家族のコミュニケーション方式が、話し言葉と手話の二つが保障され、4つの家族の絆が強固なものになったと推察された。今後、合理的配慮がされることにより、聴覚障害者のアイデンティティを聾者社会と聴者社会を行き来するというように流動的に捉えていくことが示唆された。}, pages = {79--87}, title = {ドキュメント映画「音のない世界で」にみる聴覚障害者のアイデンティティ}, volume = {18}, year = {2022} }