@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00008451, author = {稲葉, みどり}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本研究では、教員養成段階にある英語を主専攻としない学生の言語教師認知がどのようなものかを考察した。言語教師認知とは、外国語学習や教育に関する教師の信条・信念(ビリーフ)、知識、態度、考え方等、内面の認知のプロセスのことを包括して指し、教育の場では様々な意思決定の拠となると考えられている。ここでは、特に英語の学習観・指導観・言語習得観等について、「文法」「語彙・表現」「聞く・読む」「書く・話す」「評価」「言語習得」の6つの観点から設問を作成し、5件法による調査を実施した。回答の理由を書いたレポートも併せて分析した結果、以下の点が明らかになった。1)学生の言語教師認知は、専攻、学年が異なっても類似の傾向が見られた。2)言語教師認知が変化するかどうかを1年次と3年次に同じ調査を受けたグループで比較した結果、概ね類似の傾向が見られた。3)項目分析とレポート分析から、学生の各設問に対する考え方には、回答の肯定否定に関わらず様々な理由があり、その理由には適当でない根拠、好ましくないビリーフ、誤った考え方等は見られなかった。ただし、指導法や言語習得に関しては、まだまだ構築すべき知識や広げるべき観点も見られたので、これらの点をシラバス作成等に活かしていくことが大切だと考える。今後は英語を主専攻とする学生等、さらに対象を広げてより多くの知見を得ることが課題である。}, pages = {27--34}, title = {英語の学習・指導法に関する言語教師認知を探る-教員養成段階の学生の場合-}, volume = {7}, year = {2022} }