@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00008459, author = {木下, 匠 and 山田, 篤史}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本稿では,児童の深い学びの実現に向けて構想した3つの手立てを含む学習過程を授業で実践し,その授業の中で児童が記述した2段階のまとめ(中間まとめと最終まとめ)を分析することで,児童の学びの深化の具体的様相を検討した。児童が授業の中盤で記述した中間まとめの多くは,授業で提示された問題解法を具体的に再現しただけのような記述(特定手順再現型)であったものの,中間まとめに続く最終問題の提示とその解決を経た後の最終まとめでは,その殆どが,授業で学んだ問題解法の一般性の認識を示唆するような記述(一般解法認識型)に変化した。また,最終まとめにおける一般性の認識に関わる記述の仕方には,提示問題に現れない数値の使用,「……」といった記号の使用,「など」のような言葉の使用,問題解決に使用される数値が問題に依存して変わりうることの明示的記述,その方法を採用する目的に関する明示的記述,といった5つの方法が見出され,これらの複合的な使用によって多種多様な最終まとめの記述が現れることになったという実態が明らかになった。また,こうした知見に基づいて,深い学びを実現する指導への示唆についても議論した。}, pages = {87--93}, title = {算数授業における2段階のまとめを通じた児童の学びの深化の様相}, volume = {7}, year = {2022} }