@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00008465, author = {林, 祐希 and 石田, 靖彦}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 本研究の目的は、家族機能の認知が、ゆるし傾向性を媒介変数として内在化・外在化問題に与える影響を検討することであった。仮説として、1.家族機能が良好であると認知している人ほど、ゆるし傾向性が高い、2.自己へのゆるし傾向は内在化問題を抑制し、他者へのゆるし傾向は外在化問題を抑制する、を設定した。大学生183名を対象に、家族機能の認知、ゆるし傾向性、抑うつ感および日常的攻撃行動について質問紙調査を行った。仮説モデルに従ってパス解析を行ったところ、家族機能からゆるし傾向への影響はほとんど認められなかったが、自己への消極的ゆるし傾向が高い人は抑うつ気分が低く、活動性や楽しみが高いこと、他者へのゆるし傾向が高い人は間接的対人攻撃が低いことが明らかとなった。このことから、自分の失敗をゆるせず自己を責め続けてしまう人は内在化問題に向かいやすいこと、他者への寛容さに欠ける人は外在化問題に向かいやすいことが示唆された。}, pages = {135--141}, title = {家族機能の認知が内在化・外在化問題に及ぼす影響―ゆるし傾向性を媒介変数として―}, volume = {7}, year = {2022} }