@article{oai:aue.repo.nii.ac.jp:00008727, author = {高田, 実香 and 鈴木, 伸子}, journal = {愛知教育大学教職キャリアセンター紀要}, month = {Mar}, note = {text, 子どもの健全な成長を願う教師と保護者が互いにストレスを感じることなく、協働していくためには、教師と保護者の双方向の信頼関係が必要である。近年、教師と保護者の信頼関係を、教師の「信頼性」と保護者の「信頼感」から検討する必要がある(中井・庄司,2006など)という指摘がある。本研究では、保護者の信頼感に着目し、保護者が小学校教師に抱く信頼感の性質や特徴、関連する要因についてインタビュー調査を通して探索的に検討していくことを目的とした。小・中学生の子どもをもつ12名の母親の参加協力を得て半構造化面接を実施した。保護者として最も信頼できる小学校の担任1人を想定(想起)してもらいその人物との信頼関係について問う方法を用いた。得られた逐語についてKJ法を援用して分類した結果、保護者が担任教師に抱く信頼感は、性別や年齢といった教師のデモグラフィック要因ではなく、【教師の専門性】を重視して形成されていくことが示された。そして、【教師との関係性】【学校信頼】【教師との接触】が関連して維持されていき、【子ども】を介して信頼感が維持されていることが示された。また、信頼感の形成や維持には【印象の保続】という特徴があることも示された。さらに、保護者が教師に信頼感を抱くかどうかは、【担任の要因】だけでなく、【子どもの要因】や【保護者の要因】が関与している可能性も示された。}, pages = {85--94}, title = {保護者が小学校教師に抱く信頼感についての質的検討―母親のインタビュー調査から―}, volume = {8}, year = {2023} }